ファスナーの取っ手
ブーツのファスナー取っ手部分が壊れてしまったという事で、
革でタッセル風のひき手を取り付けました。
いつもならば、ファスナーまるごと交換するのですが、
こちらの靴は、内側が革ではなく布だったため、一度ファスナーを
取り外してしまうと、布の端がほつれてきてしまう事、
ファスナーのエレメントと言われるレールの部分は、壊れていなかった事から
このような修理をしました。
ファスナーが壊れてしまって靴が履けない!とお困りの方は、
ぜひ一度ご相談下さいませ・・・。
靴修理工房81では、ファスナーまるごと交換の場合、YKKのファスナーの他に
WALDESのファスナーも少しだけご用意しております。
WALDESは、1930年代アメリカで実在していた歴史のあるジッパーブランドです。
しかし、時代の流れと共に風化し、フリーになっていたこのブランドの商標権を日本のファスナー会社が
得て、ヴィンテージジッパーとして復刻しています。