今年も残りわずか
2011年は、きっと一生忘れない年になります。
震災と原発事故があって、人間の嫌な部分やあたたかい部分や
自分の強さ弱さ、家族や友達、お世話になっている方々との繋がりの
大切さ、いろんな事を感じました。
そして、県外や海外の方が、いろんな形で被災地を応援して下さった事、
申し訳ない気持ちとありがたい気持ちとで、胸が熱くなるような涙がこみ上げて
くるような、あんな気持ちになったのは初めてでした。ただただ、感謝です。
わたしの声なんて届かないかもしれませんが、
ありがとうございました。
福島では、原発事故で発電所の廃炉まで40年とか。
わたしが生きている間には終わらないかもしれない問題です。
震災と原発が、生活を一変させてしまった中、どう生きるか考えた時、
まずは、自分の仕事をどんな形でもいいから続けていこうと思います。
続けていく事で、仕事の依頼を下さるお客様、仕事場を貸して下さる靴デザイナーさん、
県外から心配して連絡をくれる友達、いつも支えてくれる家族、
被災地を応援して下さった日本や世界の方に
いつかは、今度はわたしが、少しでもお返しできるように力をつけて。
普段の何気ない生活が、いかに大切なものなのか実感した今年もあと残りわずか。
これからは、現在と未来に負の遺産を残すエネルギーではなくて、自然エネルギーを
利用していく世の中になって欲しいし、なるべきだと強く思ってしまいます。
皆さま、よいお年をお迎え下さい。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。