糸と松ヤニ
靴底を縫う時に使う糸を作りました。
この糸を8本よって、1本の糸にします。
糸をよったら、「チャン」という松ヤニと油を混ぜて火にかけ溶かし、冷まし固めたものをこすりつけて
糸に強度や防水性を持たせます。
チャンは、湿度や温度の変化で粘度を変えるそう。
松ヤニって、幼い頃、幼稚園の山で遊んでいた時、松の木に綺麗な塊を発見し、それが何なのか分からず
触ってしまい、大変な思いをした記憶があります。石鹸で手を洗っても落ちないし、匂いはとれないし・・・。
あまり良いイメージは無かったけど、まさか靴をつくる時に使うものだとは、
あの頃は思ってもみなかったな・・・。