有元利夫展

東京から遊びに来てくれた友達と少し足を延ばして
郡山市立美術館まで行ってきた。
「没後25年 天空の音楽 有元利夫展」をみるためだ。
Wikipediaより抜粋。
有元利夫(ありもととしお、1946年9月23日 – 1985年2月24日)は、
日本の画家。妻は日本画家、陶芸家の有元容子。
イタリアルネッサンス期のジョット、ピエロ・デラ・フランチェスカや、
日本の古仏、「平家納経」などを敬愛し、それら「古典」や「様式」のもつ
力強さに惹かれ、影響を受けた。
生涯に制作したタブローは400点にみたない。それらは岩絵具や顔料を色材とし、
アクリル、膠等の媒剤を用いて、ごく少数の例外を除きみなキャンバスに描かれている。
女神を思わせる人物像をモチーフとした作品がほとんどで、雲、花弁、トランプ、カーテン等を
モチーフを彩る素材として好んだ。
タブロー以外では、塑像や木彫、版画等の制作に意欲を見せ、水性絵具による素描も残している。
また、バロック音楽を好み、自身でリコーダーの演奏もした。わずかだが作曲も試みている。
今回、絵をみている時に友達が展示室にいらっしゃる学芸員さん?に質問をした事が
きっかけで、いろんなお話を伺えた。
有元さんの絵は、その額も素敵だ。虫食いの穴があいていたり
キズがあったりして、いい感じにアンティークなのだ。
だからとても絵と一体感がある。
実はその虫食いの穴やキズ、有元さんがわざと作ったものだそうです!!
穴をあけたりキズを作ったりする事で、古さを演出していたんです。
その説明を聞いた後でも、とても作られた感じがしないさりげなさに感動・・・。
また、有元さんの描く絵に出てくる女性は、そのほとんどがシンプルなワンピースドレスをきた
顔の小さい体格がふくよかな女性ですが、有元さんが結婚した時と子供が誕生した時で
その女性の目の描き方が、ちょっとづつ変化しているそうで。
いつもと違った視点から絵をみる事ができました。

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